ひとりでできたもん

地方在住ふつうのOLのふつうな日常。

【気になるもの】ポム文庫

毎週水曜日は定時退社日と決まっているので、そして世間一般的に水曜日は映画館がレディースデーを設定していることが多いので、寄り道して映画を観ることが多いです。
今日も『美女と野獣』を見てきました。エマ・ワトソン可愛すぎ。
ま、それは置いておいて。

 

イオンシネマで映画を見たので晩御飯をついでにイオンで済ませたのですが、数年ぶりに入ったポムの樹のテーブルの上にちょっと変わったものがあって気になったのでつい書き留めたくなりました。その名も

 

『ポム文庫』

 

ポム文庫って、何?見た目は完全に岩●文庫…

f:id:watatsuki:20170615010524j:imagef:id:watatsuki:20170615010540j:image

 

ポムの樹とお客さまの、ふわっとろな毎日が純文学になりました。(公式HPより引用)』

 

解説読んだだけじゃよくわかりませんでしたが、どうやらポムの樹で実際に販売されているオムライスの商品と、それを食べている人物を主役にした短編が商品ごとに用意されているようでした。
私が確認できたのは全部で6作品。注文したオムライスが届くまで読んで時間をつぶしていたのですが、

 

…何これ結構面白いじゃん。

 

ここでそれぞれのお話のタイトルを紹介。

第1話『初デートと明太子オムライス』
第2話『京子の成長とカニクリームコロッケのハヤシソース』
第3話『猫舌男とオムライスドリア』
第4話『岡田さんの休息』
第5話『不機嫌な妻』
第6話『科学者のたまご』

 

第4話からタイトルにオムライスが登場しなくなっているのがちょっと面白い。
それぞれ独立したお話なので、どのお話を読んでも大丈夫です。
すべてのお話の最後には、そのお話に出てきたオムライスのメニューの紹介もあります。

 

ただ、オムライスの紹介をする物語かと思ったら大間違い。
ちゃんとそれぞれに出てくる人物たちの、初々しい恋模様だったり、人生の門出だったり、男の過去だったり、読み応えのあるストーリーが繰り広げられているのです。
なんだか続きが読みたくなるお話ばかりでした。
いったい誰が書いているんでしょう。すごく気になりました。シリーズ化したらぜひまた読んでみたいです。

 

あまり内容を書くのも悪いので、ぜひポムの樹に行って読んで見てくださいとしか言えませんが、公式のHPで1話だけ読めるようになっていました。「続話にご期待ください」と書いてあったので、順次公開されるのかもしれませんね。

 

http://www.pomunoki.com/jyunbungaku/sp/index.html


ちなみに私のお気に入りは第4話『岡田さんの休息』です。
優等生の岡田さんが、毎月決まってある1日だけ予備校をサボる。いったいなぜ?というストーリー。岡田さんの秘密とはいったい!?主人公も岡田さんも可愛いですよ。

もしポムの樹に行く機会があれば、ぜひ読んでみてください。
そして続編が出ていたら教えてください!